こんにちは、ちゃわです(@MezaseUscpa)。2019年にアビタスに申し込み、2021年にUSCPA全科目合格しました。
「USCPAって本当に難しいの?」「社会人でも合格できる?」という疑問にお答えします。この記事では、実際に合格した体験をもとに、科目別難易度・合格率・他資格との比較を事実ベースで解説します。
USCPA試験の難易度【結論:高いが突破できる】
結論から言うと、USCPAは決して簡単ではないですが、正しい勉強法と十分な学習時間があれば社会人でも合格できます。私自身、フルタイム勤務をしながら約2年で全科目合格しました。
難しい理由は主に3つあります。①科目数が多い(Core3科目+Discipline1科目の計4科目)、②試験がすべて英語、③TBS(Task-Based Simulation)と呼ばれる実務系問題への対応が必要なこと。逆に言えば、これらを乗り越えれば合格できます。
科目別難易度ランキング【合格者の体感】
合格者の多くが「FAR>REG>AUD>Disc(BAR/ISC/TCP)」の順で難しいと感じています。私自身の体感もこの順番です。
科目別の特徴と難易度
| 科目 | 難易度 | 特徴 | 筆者の点数 |
|---|---|---|---|
| FAR | ★★★★★ | 範囲最大。連結・政府会計・TBSが難関 | 82点 |
| REG | ★★★★☆ | 米国税法が独特。TBSのAGI計算は要対策 | 76点 |
| AUD | ★★★★☆ | 理論科目。暗記より理解が重要 | 80点 |
| Disc(BAR等) | ★★★☆☆ | 2024年新設。財務分析・IT・法律など選択 | —(新制度) |
バックグラウンド別の総勉強時間目安
私(理系出身・簿記2級保有)は4科目合計で約1,100時間・約2年かかりました。バックグラウンドによって以下が目安です。
| バックグラウンド | 4科目合計の目安 |
|---|---|
| 会計・税務未経験(理系・一般職) | 1,400〜1,800時間 |
| 簿記2級・会計実務経験あり | 950〜1,300時間 |
| 会計士・税理士経験者 | 600〜950時間 |
USCPA合格率の実態【AICPAデータ】
AICPAは各科目の合格率(Pass Rate)を四半期ごとに公表しています。2023年の公表データによると、各科目の合格率はおおむね以下の通りです(出典:AICPA公式サイト)。
| 科目 | 合格率(2023年) |
|---|---|
| FAR | 約44〜47% |
| AUD | 約48〜52% |
| REG | 約52〜56% |
| Discipline(2024年〜) | データ蓄積中 |
最新の合格率はAICPAの公式ページでご確認ください。合格率は約50%前後ですが、「受験者の多くがしっかり準備した人」であることを考えると、準備不足のまま受験する人が少ない試験と言えます。逆に言えば、きちんと準備すれば合格率以上の確率で合格できます。
他の資格との難易度比較
日本の公認会計士(JCPA)との比較
日本の公認会計士試験の合格率は約7〜9%(出典:金融庁)。USCPAの50%前後と比べると、数字だけ見れば圧倒的にUSCPAのほうが合格しやすい試験です。ただし、USCPAは英語で受験する必要があり、出願手続き・学歴評価・単位取得など日本の試験にはない手続きコストがかかります。詳しくはUSCPA vs JCPA比較記事をご覧ください。
英語力は必要?
私は英語が特別得意なわけではありませんでした(TOEIC730点程度)。試験は英語ですが、会計英語のパターンは限られており、アビタスの日本語テキストで概念を理解してから英語の問題演習に入る流れで十分対応できます。英語が苦手だからといってUSCPAを諦める必要はありません。
社会人でも合格できる?【体験談】
私はフルタイムで働きながら合格しました。勉強時間の確保は正直きつかったですが、平日1〜2時間・休日4〜5時間のペースを2年間継続することで全科目突破できました。転勤で環境が変わった時期もありましたが、アビタスのeラーニングがあったのでどこでも学習を続けられたのが大きかったです。
社会人にとってのハードルは「難しさ」より「勉強時間の確保」です。難易度そのものは、正しい予備校と学習法を選べば社会人でも乗り越えられます。
難易度を下げる3つのポイント
①予備校を使う(独学は非推奨)
USCPAは独学合格が非常に難しい試験です。米国税法・政府会計・Discipline科目など、日本語で整理された解説がないと理解に時間がかかりすぎます。私はアビタスを使いましたが、日本語でわかりやすく解説してくれる教材のおかげで効率よく学習できました。予備校比較はこちらの記事をご覧ください。
②FAR→AUD→REG→Discの順番で受験する
最難関のFARを最初に合格しておくことで、残りの科目への心理的ハードルが下がります。私はFAR→AUD→REGの順で受験し、この順番にして正解だったと感じています。詳しい受験順の考え方は勉強法・スケジュール記事で解説しています。
③NTS戦略で受験機会を最大化する
NTS(Notice to Schedule)の有効期限は6ヶ月。習熟度が整ったタイミングで受験予約を入れることが重要です。期限に追われて準備不足のまま受験すると合格率が下がります。NTSの詳しい手順はNTSガイド記事をご覧ください。
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まとめ
USCPAの難易度についてまとめます。
- 科目別難易度:FAR > REG > AUD > Disc
- 合格率は科目ごとに約44〜56%(AICPAデータ)
- 社会人でも平日1〜2時間・休日4〜5時間を2年続ければ合格可能
- 独学は非推奨。日本語対応の予備校を使うのが近道
難易度は確かに高いですが、「難しすぎて無理」な試験ではありません。ぜひ前向きに挑戦してみてください。
よくある質問(FAQ)
USCPAは日本人でも合格できますか?
できます。AICPA公表の合格率データに国籍別の内訳はありませんが、日本国内にも多数の合格者がいます(アビタスだけで合格者8,000名超)。英語が母国語でなくても、日本語で概念を理解してから英語問題を解く学習フローで対応できます。
4科目すべてに合格しないとUSCPAの資格は取れませんか?
はい、Core3科目(FAR・AUD・REG)とDiscipline1科目の計4科目すべてに合格し、さらに倫理試験・経験要件を満たす必要があります。ただし、スコアは18ヶ月間有効なので、4科目を18ヶ月以内に合格すればOKです。詳しくはライセンス申請記事をご覧ください。