こんにちは、ちゃわです(@MezaseUscpa)。
2019年3月9日にアビタスのUSCPA講座に申し込んでから7ヶ月ほどが経過し、10月7日にFARを初受験してきました。
この記事は、上のツイートを掘り下げたものです。
初受験で会場の様子が気になる!という方
受験日が近いのに緊張して勉強が手につかない方
が読んでいただけたら少しは緊張がとけるかなと思います!
受験前の確認事項
まず、当日の持ち物を確認しましょう。
必ず持っていくもの
最悪これさえあって受験会場に行ければ、他に何もいりません!笑
持って行くといいかも
ブルーライトカットメガネ→4時間のPC画面凝視なんて辛いです。試しに試験会場に持って行ったらOKでした。
耳栓→御茶ノ水ソラシティではイヤーマフが置いてあります。イヤーマフで抑えられないキーボード音対策やイヤーマフで耳が痛くなったときのために持っていくのをオススメします。
私はキーボード音や電卓音が苦手なので、耳栓してイヤーマフをして受験しました。
飲み物食べ物は試験の途中の15分休憩の息抜きに。
時間配分の再確認
持ち物の確認が終わったら、試験の時間配分の再確認をしましょう。
私の場合、こんな感じの時間配分を決めて、本番もほぼ同様に配分しました。
ここで注意点があります。
それは、リサーチ問題が出題されたテストレットでは時間配分を調整することです。
リサーチ問題をTBSの一つとして1問に15分かけるのは、明らかに時間のかけ過ぎです。
リサーチ問題は5分〜長くても10分で処理するというのが、FAR受験生の共通の作戦だと思います。
リサーチ問題が出題されたテストレット内での時間配分は、その分を短く調整して、他のTBS問題に時間を配分するのが有効な時間の使い方といえます。
リサーチ問題はどのテストレットに出題されるかわかりません。
なのでTestlet3~5を上記の通りの時間配分にすると、リサーチ問題に時間をかけ過ぎてしまうことになります。
私の場合、リサーチ問題がTestlet3に出てきましたが、Testlet3は30分かけていいと考えていたので、リサーチ問題に12分ほどかけてしまいました。
こんなことは少し考えればわかることなんですけど、あのMCからTBSに問題に切り替わるときの緊張でそんなことはさっぱり忘れてしまいました。笑
試験会場までの道のり
御茶ノ水ソラシティは御茶ノ水駅のすぐ近くで、下のプロメトリックのHPにある地図をみれば、迷って辿り着けないことはないと思います。
注意することは、ソラシティの入口くらいです。
JR御茶ノ水駅からソラシティに向かったら、右側にある入り口からエレベーターにのります。
- JR「御茶ノ水」駅 聖橋口から徒歩1分
- 東京メトロ千代田線 「新御茶ノ水」駅 B2地上出口徒歩1分または地下出口直結
- 東京メトロ丸の内線 「御茶ノ水」駅 出入口2から徒歩4分
もし心配ならば下見をオススメします。
実際、私は試験の2週間前くらいに下見をして試験に臨みました。
参考までにJR御茶ノ水駅から御茶ノ水ソラシティまでの道のりはこんな感じです。
受験会場についた後の流れ
簡単に受験当日の流れを説明すると、
受付→セキュリティチェック→顔写真の撮影、NTSの確認→試験
といった流れになります。
私の実際の受験会場についた後の流れ
8時20分頃、御茶ノ水ソラシティ到着
トイレに行き、受付へ。
ここで、パスポートと、NTS、確認番号を見せます。
呼び出し番号が書かれたラミネート紙を渡されます。
奥の部屋に行き、NTS以外のすべてをロッカーに荷物を預け、番号を呼ばれるのを待ちます。
このタイミングでまたトイレに行けます。
呼ばれた時にいなくても後から呼んでもらえますのでご安心ください。
番号を呼ばれたら、セキュリティチェックが始まります。この時ペン2本と黄色のラミネート紙を突然渡されます。
NTSの確認が終わったら、NTSをロッカーにしまってくるよう言われます。
戻ってきたら写真を撮ります。
このタイミングで係の人に言えば電卓を貸してもらえます。
私は完全に電卓のことを忘れていて、隣の人が「電卓ください」と言ったのが聞こえて電卓もらうのを思い出しました。あぶないあぶない…
私のように電卓をもらうのを忘れてしまいそうな方は、ふせんに「電卓」と書いてパスポートとかNTSに貼っておくのがいいと思います。
(※2020年1月にBECを受験した際は、『USCPA受験者全員に電卓を貸し出す事になった。』と係の方から伺いました。今後は電卓を貸してもらうのを忘れる事はなさそうです。)
その後、係の方に席を案内されて試験開始です。
8時58分に入室したので、試験までは受付から30分ほどかかります。
その他補足情報
電卓について
電卓は2種類はあるのは確認できました。
どちらも安い感じで、普通のサイズとコンパクトタイプの2種類です。
まわりの様子を見たところ、奥の受付担当の方によって選ばせてもらえたり、もらえなかったりしていました。
電卓の計算結果が切り上げになる設定になっていないことを確認しましょう!(私の電卓は切り上げ設定になっていた…)
私が使ったのはまさにこの電卓です。
ロッカーについて
細長いタイプのロッカーです。リュックひとつが入るくらい。
ロッカーに入らないスーツケースは係の人に頼めば預かってもらえます。
PCメガネについて
PC用メガネは持ち込みOKでした!
濃いめの色がついていましたが、普通にかけていきました。
セキュリティチェックの際に、カメラ等がついていないか確認されます。
マジックペンとラミネート紙について
マジックペンは2本渡されます。新しめだと先が細いので支障は無いと思います。
私の場合、1本は新しめ、2本目はまあまあ太い状態だったので、新しめのペン1本で乗り切りました。
ラミネート紙にNTSの番号を書くので、その時に先が潰れていたら交換してもらえるかもしれません。(未確認)
ラミネート紙は2枚渡されます。表裏使ったら交換できます。
テストレット3が終わったら、使ってなくても表裏に何か書いて交換してもらいましょう。
このラミネート紙とペンは使いやすくもないですが、個人的には試験に支障が出るほどでもないので、過度に心配することはないと思います。
2週間前までにNASBAにメールすれば紙と鉛筆を貸してもらえます。
予備校などでもあまり大ぴらには聞かないのですが、2週間前までにNASBAにメールすれば紙と鉛筆を貸してもらえます。
Twitterでは1週間前でも申請が間に合った方もいるようです。
鉛筆と紙があれば、マジックペンとラミネート紙よりははるかにいい環境で試験に臨めるはずです。
次回はやってみようと思います。
FAR試験問題の難易度など
MC問題について
難易度は予備校の問題集とほぼ同レベルと感じました。
アビタスの問題集とAICPAをやっていれば対策はできると思います。
ちなみに、アビタスの問題集にあるめちゃ長いMCみたいな問題は出ませんでした。
公会計の対策は必須です。MC問題は公会計で点数と時間を稼げるというのはウソじゃないです。予備校の問題に公会計のTBSがありますが、これは公会計を理解を促進するにはとてもいいのでやった方がいいです。(わざわざ直前期にやることはないと思いますが。)
AICPA問題は2年か3年分くらいでOKだと思います。
MCのAICPAを2~3年やってると似たような問題、例えばForm-10QとかKとかの問題が2年分くらいに一問ずつ載ってたので一応少し対策したところ、本番でも1問出てきました。
TBSについて
TBSは簡単なものと難しい問題の差が激しいと感じました。
アビタスの問題集をきちんとやっていれば対策は可能だと感じます。
TBS問題の構成
1 リサーチ問題
2 株主資本
3 ヘッジ会計?
4 連結
5 連結 4と同じような問題で難しい
6 Bank reconciliation
7 A/Rの期末調整
8 DRS
直前期に連結対策をあまりやらなかったため、連結の問題量に圧倒され、パニック状態で諦めかけました。
リースや税効果の問題はMCとTBSどちらも全然出てこなかったです。勉強したのに…
MCもTBSも定番問題を繰り返せば、対策は十分可能と思います。
試験前で不安なあなたに一番言いたいことは
対策や理解がイマイチな分野があってもとりあえず受けとけ!
その分野は丸ごと出てこない可能性あり!
ってことです。
試験を受けさえすればきっといいことありますよ。