こんにちは、ちゃわです(@MezaseUscpa)。
この記事では、USCPA REG(Regulation)の勉強時間・難易度・合格のコツを、実際に合格した体験談をもとに解説します。
私は2020年11月にREGを受験し、76点で合格しました。勉強時間は約350時間・5ヶ月でした。
「REGってどのくらい勉強すれば受かるの?」「難易度はFARと比べてどう?」という疑問に、体験談を交えながら答えていきます。
USCPA REGとは?【2026年現行試験の基本】
REG(Regulation)はUSCPAのコア科目(必須4科目)のひとつで、主に以下の範囲を扱います。
- 連邦税法:個人所得税・法人税・パートナーシップ・信託など
- ビジネス法:契約法・代理法・破産法・有価証券法など
- 倫理・職業上の責任
2024年のCPA Evolution(試験改革)でBECが廃止されましたが、REGはそのまま存続しています。内容の基本的な構成は変わっていないため、過去の合格者の体験談は現在の受験者にも参考になります。
現行REG試験の形式【2024年 CPA Evolution以降】
2024年1月のCPA EvolutionでBECが廃止された一方、REGはコア科目としてそのまま存続しています。ただし、試験の問題数・構成は変更されています。
| 項目 | 現行(2024年〜) | |
|---|---|---|
| 試験時間 | 4時間 | 4時間(変わらず) |
| MCQ問題数 | 72問(36問×2) | |
| TBS問題数 | 8問(2+3+3) | |
| MCQ:TBSの配点 | 50%:50% | 50%:50%(変わらず) |
| T3後の休憩 | 15分(時計停止) | 15分(時計停止)(変わらず) |
| 合格点 | 75点(0-99スケール) | 75点(変わらず) |
⚠️ 旧制度(〜2023年)から変わった点:MCQ問題数が76問(38問×2)から72問(36問×2)に減少しました。TBSのテストレット分割が旧形式から2+3+3の5テストレット構成に変わりました。
✅ 旧制度と変わらない点:試験時間(4時間)・MCQ:TBS配点比率(50:50)・T3後の15分休憩(時計停止)・合格点(75点)はすべて同じです。また、連邦税法(個人所得税・法人税・パートナーシップなど)・ビジネス法・倫理という試験範囲の構成も変わっていません。勉強の本質(Basis理解・問題演習の繰り返し)は現行試験でも同じです。
✅ 現行試験の推奨時間配分(2024年〜)
- Testlet1(MC 36問):約47分(約1分20秒/問)
- Testlet2(MC 36問):約47分(約1分20秒/問)
- Testlet3(TBS 2問):約36分(約18分/問)
- 休憩:15分(試験時間ストップ)← 旧制度と同じ
- Testlet4(TBS 3問):約54分(約18分/問)
- Testlet5(TBS 3問):約54分(約18分/問)
REGの勉強時間はどれくらい?【合格者の実績:350時間/5ヶ月】
私がREGに合格するまでの勉強時間は約350時間、期間は5ヶ月でした。
REG合格までの学習時間は、約350時間でした。参考までに、FAR合格までは424時間、AUD合格までは324時間でした。REGの学習を本格的に開始したのは2020年6月下旬で、受験したのが11月22日でした。
| 科目 | 勉強時間 | 期間 |
|---|---|---|
| FAR | 424時間 | 約7ヶ月 |
| REG | 350時間 | 約5ヶ月 |
| AUD | 324時間 | 約5ヶ月 |
REGという科目のボリュームはFARと同じくらいで、講義消化も問題演習もなかなか終わりません。教科書4冊ありますからね。ただし、REG1はMCのみの出題で範囲を絞った学習ができるので、FARほどのボリュームではないです。
一般的に、REGは400〜600時間が目安とされることもありますが、予備校テキストの習熟度や税法の背景知識によって大きく変わります。日本の税法の知識は一部参考になりますが、米国税法は考え方が異なるので注意が必要です。
バックグラウンド別の目安勉強時間
会計・税務の知識が少ない場合は多めに、実務経験がある場合は少なめに見積もれます。
| バックグラウンド | 目安の勉強時間 |
|---|---|
| 会計・税務未経験(理系・文系一般職など) | 450〜600時間 |
| 簿記2級・会計実務経験あり | 300〜400時間 |
| 税理士試験経験者・税務実務者 | 200〜300時間 |
私(会計実務経験あり・簿記2級保有)は約350時間でした。米国税法は日本の税法と考え方が異なるため、税務の実務経験があっても過信は禁物です。
学習フェーズ別の時間内訳(350時間の場合)
| フェーズ | 内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 講義視聴 | アビタステキスト全4冊の講義動画(2倍速) | 約100時間 |
| MC問題演習 | WEBプラクティス・問題集のMC繰り返し | 約180時間 |
| TBS演習・仕上げ | TBS形式の記述問題演習・模擬試験 | 約70時間 |
REGはMC(選択問題)とTBS(記述問題)が50%ずつの配点です。特に米国税法のMC演習に時間をかけるのが合格への近道です。TBSは後半に集中して対策しましょう。
REGの難易度は?【他科目との比較】
REGの難易度について正直に言うと、税法範囲(特にBasis)が独特で、理解に時間がかかると感じました。
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難しいポイント:Basisの概念
Basisは、何度もよくわからなくなりました。教科書に戻っても分かったような分からないようなでした。Basisは、自分でいろんなパターンをまとめて、本番でも迷わず解答できるようにすれば、強い武器になります。(アビタス教材ではBasisのまとめというか、整理がしにくいとは感じました。)
得点しやすいポイント:REG1の範囲
REG1はMCのみの出題なので、範囲を絞れば効率的に対策が可能です。個人のAGIを計算する問題はAICPAリリース問題やアビタス直前対策で演習しておくことが重要です。
REGで私が一番苦労したのはTBS(Task-Based Simulation)の税務計算問題でした。個人所得税(Form 1040)のAGI計算や各種Basisの問題は出題パターンが多く、問題集の周回だけでは対応しきれませんでした。私は試験4週間前の模擬試験でも合格ラインに届いていない状態でしたが、残り2週間でAICPAリリース問題のTBSに絞って「実際に手を動かして計算する練習」を徹底しました。その結果、本番76点で合格。REGはMCよりTBSに時間を残す意識が重要です。
合格体験談:REG受験当日の感想
2020年11月にREGを受験し、76点で合格しました。
これまでの試験結果
- 2019年10月:FAR → 82点で合格
2020年1月:BEC → 65点で不合格(BECは2024年以降廃止。現行試験では受験不要)- 2020年6月:AUD → 80点で合格
- 2020年11月:REG → 76点で合格
試験当日の感触
時間はギリギリでした。FARと同じくらい焦りながら問題を解いていました。個人のAGIを計算する問題はAICPAリリース問題やアビタス直前対策で演習しておいたことが本番で活きました。
模擬試験の結果
試験の4週間前に受けた模擬試験は合格ラインには届いていない状態でした。それでも、諦めずに最後まで勉強を続けた結果、本番で76点を取ることができました。
REGのおすすめ勉強法【合格者が実践した方法】
①REG1とREG2で緩急をつける
REG1は範囲を絞って効率よく学習し、より難しいREG2(TBSが出題)に時間を多く配分すると効率的です。先にREG1を上手く緩急つければ、その分をREG2に時間をかけられます。
(※REG1/REG2はアビタスの旧カリキュラム上の呼称です。現行の試験範囲はAICPA公式のExam Blueprintsでご確認いただけます)
現行のREG試験(2024年 CPA Evolution以降)でも、この「緩急」の考え方は変わりません。論点エリアの出題比率(Exam Blueprint)は以下のとおりで、Tax系に学習時間の7割以上を集中させるのが合格への近道です。
| 論点エリア | 出題比率 | 緩急の方針 |
|---|---|---|
| Business Law | 10〜20% | 🟡 軽め:暗記中心・MCQ演習で対応 |
| Ethics & Tax Procedures | 10〜20% | 🟡 中程度:Penalty金額・期限など頻出論点に絞る |
| Property Transactions(Basis) | 12〜22% | 🔴 重点:Basis計算パターンの習得が必須 |
| Individual Taxation | 15〜25% | 🔴 重点:AGI計算・控除・Tax Creditを確実に |
| Entity Taxation(法人・PS・S法人) | 28〜38% | 🔴 最重点:4科目最大比率。徹底的に演習する |
筆者の実際の学習時間を振り返ると、Business Law中心の範囲(旧REG1相当)のMC演習に約11時間、Tax計算中心の範囲(旧REG2相当)のMC演習に30時間以上かけました。Entity Taxationを軸に、Individual TaxationとProperty Transactionsの計算を積み上げるイメージです。
②Basisは自分でパターンをまとめる
Basisのパターンを自分でノートにまとめ、本番でも迷わず解答できるようにしておくことが重要です。アビタスの教材だけでは整理しにくいので、自力でまとめ資料を作ることをおすすめします。
③問題演習は4〜5周
私の場合、問題演習は全体的に4周から5周しました。Basisの理解がおろそかになっていたため、ギリギリ合格でしたが、問題演習をしっかり周回することで基礎は固められます。
④AICPAリリース問題を活用する
個人のAGIを計算する問題など、TBSの典型問題はAICPAリリース問題で演習しておくことが大切です。アビタスのTBS問題集には少ないため、別途対策が必要です。
REG試験の時間配分
REGはFAR同様、時間配分が重要です。MCに時間をかけすぎるとTBSが解けなくなります。私はギリギリで時間配分に苦労したので、模擬試験の段階から時間を意識した練習をおすすめします。試験センターでの当日の流れや持ち物は試験当日ガイドもあわせてご覧ください。
📌 科目別の難易度・合格率の詳細はUSCPA難易度・合格率の完全ガイドでも解説しています。
まとめ:REG合格のために押さえる3つのポイント
- Basisを自分のまとめ資料で完全習得する:教材任せにせず、自分でパターン整理する
REG1/REG2で時間配分に差をつける:REG2のTBSに時間を多く割く(REG1/REG2はアビタスの旧カリキュラム区分。現行の試験範囲はAICPA公式Exam Blueprintsでご確認いただけます)- 問題演習を4〜5周して諦めない:模試の点数が悪くても本番まで諦めないことが大切
私自身、模擬試験では合格ラインに届いていない状態で本番を迎えましたが、それでも76点で合格できました。きちんと準備して、本番は何があっても諦めないことが合格への近道です。
USCPAを目指して一緒に頑張りましょう!
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よくある質問(FAQ)
Q. REGの勉強時間はどれくらいかかりますか?
A. 一般的に300〜400時間が目安です。筆者は350時間・5ヶ月で76点合格しました。税法の範囲が広いため、頻出分野に絞った学習が効果的です。
Q. REGで最も頻出の分野はどこですか?
A. 連邦税法(Individual Tax・Corporate Tax)が最頻出です。パートナーシップ税法・相続税・贈与税も重要で、合わせて税法全体で7割程度の得点を狙えます。
Q. ビジネス法(Business Law)はどれくらい勉強すればいいですか?
A. REG全体の2〜3割程度の時間配分が目安です。契約法・代理法・破産法など出題範囲は広いですが、頻出論点に絞ると効率的です。
Q. REGの合格点は何点ですか?
A. 75点(0〜99スケール)です。MC72問(36問×2)とTBS8問で構成されています。
Q. REGはFAR・AUDの後に受けるべきですか?
A. FAR→AUD(またはDisc)→REGの順番がおすすめです。FARで税効果会計・REG1でのビジネス法の基礎ができていると理解が深まります。
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