こんにちは、ちゃわです(@MezaseUscpa)。2020年6月にUSCPA AUDを受験し、80点で合格しました。
- 2019年10月:FAR → 82点で合格
2020年1月:BEC → 65点で不合格(BECは2024年以降廃止。現行試験では受験不要)- 2020年6月:AUD → 80点で合格
- 2020年11月:REG → 76点で合格
USCPA AUDとは?【2026年現行試験の基本】
AUD(Auditing and Attestation)は監査・証明業務を扱うコア科目です。2024年のCPA Evolution以降もコア科目として継続しており、全受験者が必須で合格しなければなりません。試験は4時間で、MC(多肢選択問題)とTBS(タスクベースシミュレーション)で構成されています。現行の試験範囲・出題構成はAICPA公式のExam Blueprintsでご確認ください。
AUDの勉強時間はどれくらい?【合格者実績:324時間 / 5ヶ月半】
AUD合格までの学習時間は累計324時間でした。期間は約5ヶ月半(2020年1月〜6月21日受験)です。ただし、コロナの影響で試験会場が閉鎖となり、受験が1ヶ月後倒しになったという事情があります。一般的には4ヶ月程度で受験される方の方が多いのではないでしょうか。
| 科目 | 勉強時間 | 期間 | 得点 |
|---|---|---|---|
| FAR | 424時間 | 約6〜7ヶ月 | 82点 |
| AUD | 324時間 | 約5ヶ月半 | 80点 |
| REG | 350時間 | 約5ヶ月 | 76点 |
AUDはFARよりも短い時間で合格できましたが、問題集と教科書を往復する「質の高い学習」が求められる科目です。単純な周回数よりも理解の深さが重要です。
AUDの難易度は?【他科目との比較】
AUDは理論科目であり、何度も不合格になる受験生が多いのが特徴です。FARやREGは問題集の周回で合格レベルに達しやすいですが、AUDはそのアプローチだけでは不十分です。
問題を解いたら教科書に戻り周辺知識まで理解を広げる、往復型の学習が合格への近道です。逆に言えば、この勉強法を身につければ合格は十分狙えます。
他の科目と異なり、AUDは「とにかく問題をこなす」量重視の勉強法では成果が出にくいという声が多いです。実際、複数回受験してようやく合格する方が多い科目でもあります。そうならないためにも、学習初期から理解重視でじっくり教科書・問題に取り組む姿勢を持つことが重要です。私自身は1回で合格できましたが、それはアビタスのカウンセリングで早い段階から「理解重視」のスタイルに切り替えられたことが大きかったと感じています。
合格体験談:AUD受験当日の感想
時間は余裕なし!「AUDは楽」を信じないで
「AUDはFARと比べて試験時間に余裕がある」という話をアビタスの説明会で聞いていました。(※旧説明会での案内。現行試験の実情とは異なる場合があります)
実際に受けてみると、FARと同じくらい時間がギリギリでした。余裕があるという情報は鵜呑みにせず、普段の演習から時間を意識した練習をしておくことをおすすめします。
TBSでFAR並みの計算問題が出た
「AUDは計算問題が出ない・出ても軽い計算のみ」という情報を説明会で聞いていました。(※旧情報。現行試験ではTBSに計算問題が出題されます)
実際にはTBSでFAR並みの計算問題が複数出題されました。電卓を借りることを必ず申告してください。普段から電卓を使っている方は特に忘れずに。
MC難易度:普
アビタス問題集・教科書レベルの問題が各分野まんべんなく出題されました。倫理・Attest engagementが多めだった印象です。監査調書の文章内容も出題されましたが、標準文型の丸暗記は不要。構成の順番と意見による文言の違いを把握しておけば対応できました。
「アビタスの教科書にない内容が多数出る」という情報もよく見ますが、私の場合はアビタスオンリーで対応できました。見たことない論点は数問でした。
TBS難易度:易〜難(テストレット別)
テストレット3(易〜普)
- Audit procedures選択:TBS問題集レベル
- 修正仕訳後の各指標への影響:FARの知識があれば対応可。指標の定義は問題文に書かれているのでBECの知識は不要
テストレット4(普)
- リサーチ:わからず15分ロス。5分考えてわからなければ割り切ることが大切
- Confirmation letterへの対応:アビタス問題レベル
- 修正仕訳:標準的な難易度
テストレット5(普〜難)
- Audit procedure選択:普通
- Depreciationの資料を読みPerformance Materialityと比較する問題:AICPAリリース問題に類似あり。仕訳知識が必須
- Inventoryに関する問題:量が多く難しい
テストレット5の2・3問目は資料読み込み+計算が必要でかなり焦りました。一度諦めかけてから戻ったところ解けそな箇所を発見。諦めずに取り組む姿勢が得点につながります。
AUD試験の時間配分
試験前に決めた時間配分を、会場で配布された計算用紙にメモして本番に臨みました。
Testlet 1:MC 36問 × 1.5分 ≒ 55分(問題数は現行カリキュラムで変更の可能性あり。最新情報は予備校で確認)Testlet 2:MC 36問 × 1.5分 ≒ 55分(同上)- Testlet 3:TBS 2問 × 15分 = 30分
- 休憩:15分(試験時間ストップ)
- Testlet 4:TBS 3問 × 15分 ≒ 50分
- Testlet 5:TBS 3問 × 15分 ≒ 50分
リサーチ問題は深追いせず、5分考えてわからなければ次へ。試験センターでの流れや持ち物は試験当日の流れ・持ち物ガイドもあわせてご覧ください。
AUDのおすすめ勉強法【合格者が実践した方法】
①問題集と教科書を往復する(AUD固有の学習法)
他科目では問題集をゴリゴリ周回するスタイルが有効ですが、AUDは違います。問題を解いたら正解不正解に関わらず教科書に戻り、周辺知識も押さえる往復型の学習が合格への近道です。
不正解の選択肢が説明できない問題を中心に教科書に戻ります。理解が進んでいる分野は繰り返しを省略してOKです。問題集は4〜5周を目安に。
②AICPAリリース問題でTBSを対策する
特にTBSはAICPAリリース問題を解いておくことが重要です。本番でも類似問題が出題されました。Performance Materialityと比較する問題はリリース問題で演習済みだったため、本番でも対応できました。
③標準文型は丸暗記しなくてよい
文型の構成順序と、意見の種類によって文言が変わるポイントを理解しておけば、選択肢から正答を選べます。写経・丸暗記は不要でした。本番でも迷わず回答できました。
④アビタス以外の教材は不要
アビタス教材(問題集4〜5周+教科書読み込み)に集中すれば、他教材をやる余裕もなくなりますし、その必要もありませんでした。教科書を読み込んで「イケそうな気がする」状態になれば、他教材への不安は消えます。
⑤事前カウンセリングを活用する
アビタスのカウンセリングで「理解重視でじっくり取り組む」というアドバイスをもらい、学習スタイルを転換できました。問題集ゴリゴリ型からの切り替えが合格につながったと感じています。
💡 AUD一発合格のための3つのポイント
📖 教科書をじっくり読み込む
問題をこなすだけでなく、疑問があれば必ず教科書に戻ること。AUDは理解重視の科目なので、読み込みの深さが合否を左右する
🎯 TBS対策を早めに始める
MCで基礎を固めたら、TBSの練習に早めに着手しよう。AUDはTBSの配点が高く、ここで差がつく
⏱️ 4〜5ヶ月でやり切るスケジュールを組む
長期化すると初期に学んだ内容を忘れやすい。集中して4〜5ヶ月でやり切ることが一発合格への近道
まとめ:AUD合格のために押さえる3つのポイント
- 問題集と教科書を往復する:AUDは問題集周回だけでは不十分。疑問は必ず教科書に戻って理解を深める
- AICPAリリース問題でTBSを対策する:本番と類似した問題が出る。特にPerformance Materialityと比較する問題は必ず演習しておく
- 「時間余裕あり」「計算なし」の旧情報を信じない:実際は時間ギリギリ、TBSで計算問題あり。現行試験の実情に合わせた準備をする
関連記事:USCPA FAR合格体験記(424時間) / USCPA REG合格体験記(350時間) / USCPA勉強法・スケジュール完全ガイド / USCPA取得の総費用【2026年版】
AUD学習におすすめの参考書
AUDの学習に役立つ参考書を紹介します。

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Q. AUDの勉強時間はどれくらいかかりますか?
A. 合格者実績では300〜350時間が目安です。私は324時間・5ヶ月半かかりました。FARより短いですが、問題集と教科書を往復する質の高い学習が必要です。
Q. AUDは計算問題が出ますか?
A. TBSでFAR並みの計算問題が出題されます。「計算問題は出ない」という旧情報は現行試験には当てはまりません。電卓を借りること・計算問題の演習も必ず行いましょう。
Q. AUDは問題集を周回すれば合格できますか?
A. 問題集の周回だけでは不十分です。AUDは理論科目で、問題を解いた後に教科書に戻って周辺知識を理解する往復型の学習が必須です。問題集だけで合格しようとして不合格になる受験生が多い科目です。
Q. 標準文型の丸暗記は必要ですか?
A. 丸暗記は不要です。構成の順序と意見の種類による文言の違いを理解しておけば、選択肢から正答を選べます。私は丸暗記をせずに80点で合格しました。
Q. アビタス以外の教材は必要ですか?
A. 基本的にはアビタス教材(問題集4〜5周+教科書読み込み)で対応可能です。加えてAICPAリリース問題(無料公開分)のTBSを解いておくと、本番類似問題で得点できます。

