USCPA受験を決意したとき、私は理系大学出身で会計単位がほぼゼロでした。アビタスに申し込んだのが2019年3月。まず直面したのが「単位取得」という壁です。この記事では、私の実体験をもとに、アビタスの単位取得コースの内容・費用・勉強法・単位認定(NIES評価)までの流れを解説します。
📋 この記事でわかること
✅ USCPA受験に必要な単位数と日本人が不足する理由
✅ アビタス単位取得コースの内容・費用・期間
✅ 実際の受講体験談(理系出身の筆者の場合)
✅ 学歴評価(NIES)との並行進行スケジュール
なぜ単位取得が必要なのか
USCPA受験には、申請先の州が定める単位数要件を満たす必要があります。NIES(NASBA International Evaluation Services)による学歴評価を通じて、日本の大学の単位が米国基準でどう換算されるかを確認します。
私のような理系大学出身者は、会計・ビジネス系の単位がほぼゼロなので、受験のためにまず「単位取得」からスタートする必要があります。文系出身の方でも、専攻によっては会計単位が不足しているケースは珍しくありません。
アビタス単位取得コースとは
アビタスは日本のUSCPA合格者の約95%を輩出している予備校で、単位取得コースも提供しています。アビタスの単位取得コースの特徴は以下の通りです:
アビタスの単位取得コースの特徴:
| 項目 | アビタス |
|---|---|
| 単位取得期間 | 最短3ヶ月で全単位取得可能 |
| 合格基準 | 正答率50%以上で合格 |
| 学習サポート | 5年間・追加費用なし |
| リスキリング支援 | 対象コースあり(詳細は公式サイトで確認) |
詳細な費用・コース内容はアビタス公式サイトでご確認ください(内容は変更になる場合があります)。
単位取得の全体スケジュール
受験計画において重要なのは、学歴評価(NIES)と単位取得を並行して進めることです。学歴評価だけで2ヶ月以上かかり、出願から初回受験まででも1〜2ヶ月必要です。「勉強は終わっているのに受験できない」という状況を避けるため、USCPA受験を決意したら早めに動き出すことが重要です。
| ステップ | 目安期間 |
|---|---|
| アビタス申し込み・学習開始 | 受験決意後すぐ |
| NIES学歴評価申請(並行して) | 申し込み直後から |
| 単位取得コース修了 | 最短3ヶ月〜 |
| NIES評価完了 | 申請から約2ヶ月 |
| 出願→NTS発行 | 1〜2ヶ月 |
| 初回受験 | 学習開始から合計5〜6ヶ月後が目安 |
私の受講体験談
受講前の状況
工学部出身の私は、会計単位がゼロに近い状態でした。アビタスの無料カウンセリングで自分の単位状況を確認し、どのコースを受ければ受験資格を得られるか把握することから始めました。USCPA受験を決意したらまず無料カウンセリングを受けることをおすすめします。
単位取得コースの学習方法
コースはオンラインで完結します。仕事をしながら平日の夜と週末を使って学習しました。アビタスの単位取得コースは正答率50%以上で合格できるため、試験科目の学習と並行して進めやすいのが特徴です。テキストは英語ですが、アビタスの日本語サポート資料があるため、英語に自信がなくても対応できました。
出願州の選択について
私がUSCPA受験を始めた当時(2019年)は、グアム州は「見込み受験」(単位取得前でも受験可能)ができるため、単位取得中でも並行して試験勉強を進めてすぐに受験できるメリットがありました。アラスカ州出願→ワシントン州でライセンス取得というパターンも当時の選択肢の一つでした。現在の出願州の選択は要件が変更になっている可能性があるため、必ずNASBA公式サイトで最新情報を確認してください。
単位認定試験(英文会計入門)の実態
「アビタス 単位認定試験 答え」「カンニング」と検索している方へ。結論:そんなことをしなくても普通に受かります。合格ラインが正答率50%(30問中15問)と低めに設定されているため、問題集を1〜2周やれば十分です。
試験の基本情報
英文会計入門の単位認定試験の概要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 問題形式 | 4択のみ(記述なし) |
| 出題数 | 30問 |
| 合格ライン | 15問以上正解(正答率50%以上) |
| 受験方法 | 自宅PCでオンライン受験 |
| 結果発表 | 試験終了後すぐ |
| 不合格の場合 | 翌学期以降に無料で再受験可 |
難易度と私の体験
講義内容は日商簿記3級レベルですが、試験は4択なので筆記の簿記3級よりはるかに簡単です。英語で出題されますが、アビタスの問題集で会計用語を押さえれば対応できます。
私(工学部出身)は初めての単位認定試験で不必要に緊張してしまい、講義視聴(2倍速・約8時間)+問題演習を合計17時間30分かけました。正直やりすぎでした(笑)。WEBプラクティスがひと通り解けるようになったら早めに受験するのが正解です。
「答えを探したい・カンニングしたい」と思ったら
WEBプラクティスの問題集を1〜2周こなせるようになれば普通に合格できます。それより大切なのは、英文会計入門で学んだ英語の会計用語・仕訳の基礎がFAR以降の科目に直結するということ。ここで理解を飛ばすと後で困ります。
落ちたらどうなるか
万が一不合格でも、翌学期以降に無料で再受験できます。不合格の記録はUSCPA本出願に一切影響しません。スケジュールが1学期ずれるだけです。準備不足なら問題集の正答率90%以上を目指す、英語でつまずいたなら会計用語の英和対訳を暗記してから再挑戦する——これだけで次は受かります。
NIES学歴評価との連携
単位取得後はNIESに学歴評価を依頼します。評価には日本の大学の成績証明書(英文)と、アビタスで取得した単位の証明書が必要です。評価完了まで通常1〜2ヶ月かかるため、単位取得が完了したらすぐに申請することをおすすめします。
NIESの詳しい手順・費用は当ブログのNIES記事をご参照ください。
まとめ
理系出身でも会計未経験でも、アビタスの単位取得コースを活用することでUSCPA受験資格を取得できます。最短3ヶ月での単位取得が可能で、仕事をしながらでも進められる設計になっています。重要なのは「NIES学歴評価申請と単位取得を並行して早めに動く」こと。学習開始から初回受験まで約5〜6ヶ月かかることを念頭に置いて計画を立てましょう。
よくある質問
Q. アビタス以外で単位を取得できますか?
A. はい、できます。TACなど他の予備校も単位取得コースを提供しています。ただしアビタスと比較して、取得期間・合格基準(正答率60%が多い)・サポート期間などが異なります。アビタスは最短3ヶ月・正答率50%で取得可能という点で効率的です。日本のUSCPA合格者の約95%がアビタス卒業生という合格実績も参考にしてください。
Q. 単位取得コースの費用はいくらですか?
A. 費用は受講するコースや時期によって異なります。最新の料金はアビタス公式サイトでご確認ください。なお、専門実践教育訓練給付金の対象コースになっている場合があり、リスキリング支援制度を活用すると受講料の最大50%のキャッシュバックを受けられる可能性があります(制度の詳細・期限はアビタス公式サイトで確認ください)。
Q. 理系出身でも単位取得コースをこなせますか?
A. はい、問題ありません。私自身が工学部出身で対応できました。財務会計・管理会計の基礎から丁寧に学べるカリキュラムで、アビタスの日本語サポート資料も充実しています。理系的な思考力はむしろ財務・管理会計の理解に役立ちます。
Q. 単位認定試験はどのくらい難しいですか?
A. 日商簿記3級レベルの内容ですが、試験は4択30問・合格ライン50%のため、USCPA本試験(75点以上)と比べると難易度は低いです。アビタスのWEBプラクティスを1〜2周やれば合格できます。
Q. 単位認定試験に落ちたらUSCPA出願に影響しますか?
A. 影響しません。不合格の記録はUSCPA出願時に提出する書類には含まれません。翌学期に無料で再受験でき、合格すれば通常通り単位を取得できます。