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USCPA単位取得の方法と費用|単位が足りない人の実体験【2026年】

USCPA(米国公認会計士)を目指すと、多くの日本人が最初にぶつかるのが「単位が足りない」という壁です。筆者(ちゃわ/@MezaseUscpa)は工学部出身で、会計単位がほぼゼロの状態からのスタートでした。この記事では、USCPA受験に必要な会計・ビジネス単位の要件と、自分の単位が足りるか調べる方法、そして理系の筆者がアビタスで+20万円ほどかけて単位をそろえた実体験を、公式情報と自分の記録だけをもとに解説します。

アビタスの単位取得コースそのものの詳しい受講体験はアビタス単位取得コース体験記にまとめています。本記事は「そもそも単位が足りるのか/足りないときどうするか」に絞って解説します。

USCPA受験に必要な単位要件の基礎(総単位・会計・ビジネス)

USCPAは州(受験地)ごとに要件が異なりますが、基本の枠組みは共通しています。

  • 総単位:学士号+合計150単位相当が基本。2025年の制度改正で、120単位で受験できる州も出てきました。
  • 会計単位:財務会計・管理会計・監査・税務などの上位科目で、一定単位が必要(州により概ね24単位前後〜)。
  • ビジネス単位:経済・ファイナンス・ビジネス法などで一定単位が必要(州により概ね24単位前後)。

必要な会計・ビジネス単位数や総単位は州ごとに異なるため、まず出願する州を決めることが第一歩です。州の選び方はUSCPA受験州の選び方で、最新の一次情報はNASBA公式(各州ジュリスディクションページ)で必ず確認してください。

なぜ日本人は会計・ビジネス単位が足りなくなるのか

日本の大学は、米国のような「会計・ビジネス科目を体系的に積み上げる」カリキュラムとは限りません。そのため、卒業していても米国基準で見ると会計・ビジネス単位が不足しているケースが多いのです。特に筆者のような理系出身者は会計単位がほぼゼロになりがちですし、文系でも専攻によっては足りません。

自分の大学の単位が米国基準でどう換算されるかは、NIES(NASBA International Evaluation Services)による学歴評価で判定されます。手順・費用はUSCPAの学歴評価・学歴審査(NIES)とは?で解説しています。

ちなみに簿記検定は単位としてカウントされません。簿記とUSCPAの関係はUSCPAの前に簿記は必要?5年前の簿記2級がどこまで通用したかで詳しく書いています。

自分の単位が足りるか調べる方法

「自分は何単位足りないのか」を知らないまま学習を始めると、いざ出願という段階で受験できず時間を失います。次の順番で確認するのが確実です。

  1. 出願する州を仮決めする:会計・ビジネス単位の要件は州で違うため、まず候補州を絞ります(州の選び方)。
  2. NIESで学歴評価を受ける:日本の大学の単位が米国基準で何単位に換算されるかを正式に確認します(NIESの手順)。
  3. 予備校の無料カウンセリング・説明会で単位診断を受ける:今の単位で出願できるか、不足分は何単位かをプロに確認できます。筆者も申込前にこれで自分の単位状況を把握しました。

✅ まずは自分の単位が足りるか、無料で確認

アビタスの無料説明会・カウンセリングなら、今の単位状況と不足分の目安を確認できます。会計単位ゼロだった筆者も、申込前にここで現状を把握してから動き始めました。

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説明会・資料請求はどちらも無料です。

足りない単位はどう取る?社会人の現実的な選択肢

不足した会計・ビジネス単位は、予備校の単位取得コースで取るのが働きながらでは最も現実的です。海外大学へ通い直すより、時間もコストも抑えられます。

筆者が使ったアビタスは、カリフォルニア州立大学イーストベイ校(CSUEB)と提携しており、USCPAの学習と単位認定試験だけで会計29単位(11科目)・ビジネス24単位(8科目)を取得できます。単位取得費用はパックに含まれ、入会後に多額の追加費用は発生しません(単位試験の受験可能期間は入会から2年)。

ただし、もともと会計・ビジネス単位を持っている人と比べると、単位取得が必要なぶん実質で約20万円ほど余分にかかるのも事実です(筆者の体感)。他校では単位1科目あたり約3万円が目安で、必要科目数によって総額が変わります。単位取得まで含めた総額の比較はUSCPA予備校3社の比較USCPA費用の総額で確認してください。

なお、以前あったリスキリング(専門実践教育訓練)支援を使った受講料の一部キャッシュバックは、2026年6月30日で新規受付が終了しました。現在の対象可否・条件はアビタス公式サイトでご確認ください。

筆者の単位取得の実体験(理系・働きながら)

筆者は2019年3月にアビタスへ申し込みました。工学部出身で会計単位はほぼゼロだったため、試験勉強の前にまず「単位取得」からのスタートです。コースはオンラインで完結するので、平日の夜と週末を使って進めました。テキストは英語ですが、日本語のサポート資料があるため、英語に強い自信がなくても対応できました。

FAR(財務会計)分野の会計単位は、FAR1〜FAR5と段階的に取得していきました。各単位の単位認定試験(英文会計入門)は、60分・4択30問・15問正解(正答率50%)で合格という設計で、自宅PCから受験でき、結果もその場で分かります。落ちても翌学期以降に無料で再受験できるので、精神的なハードルは高くありません。内容は日商簿記3級レベルで、4択のため筆記の簿記3級よりむしろ易しく感じました。

正直に言うと、初めての単位認定試験では緊張しすぎて、講義視聴(約8時間)と問題演習で合計17時間半もかけてしまいました。結果はA評価でしたが、今思えばやりすぎです。WEBの問題演習を1〜2周して解けるようになったら、早めに受験してしまうのが正解でした。各科目の勉強時間の実績は働きながらの勉強時間の記事、合格までの流れ全体は合格までの全記録にまとめています。

単位取得は「一気に」ではなく試験勉強と並行して進んだ

単位取得と聞くと「最初にまとめて片づけるもの」というイメージがあるかもしれませんが、私の場合は試験勉強と並行して2年近くかけて少しずつ取っていきました。当時の記録から実際のペースを並べます。

時期取得した単位その時の状況
2019年3月FAR1学習開始1ヶ月目。英文会計入門も同月
2019年4月FAR2・FAR3FARの講義を進めながら
2019年5月FAR5アラスカ出願要件の会計15単位が充足
2019年10月BEC1・BEC2FAR合格後、BEC学習の入口で。1日で2科目
2020年2月AUD1・AUD2AUD学習中。こちらも1日で2科目
2020年7月REG1-AREG学習中。ビジネスローの範囲

ポイントは「必要な単位が揃った時点で出願手続きに進める」ことです。私は2019年5月に会計15単位が揃った段階で出願準備を始めており、残りの単位はその後も試験勉強と並行して取り続けました。全部揃うまで待つ必要はありません。

単位認定試験の攻略法:A問だけ2周して1日2科目

回数を重ねて分かった、最も効率的なやり方がこれです。

  • 問題集のA問(基本問題)だけを2周する。応用問題まで手を広げる必要はありません
  • 解けるようになったらその日のうちに2科目まとめて受験する
  • 合格ラインは正答率50%。満点を狙う試験ではありません

実際にBEC1・BEC2(2019年10月)とAUD1・AUD2(2020年2月)は、この進め方で1日に2科目ずつ取得しました。自宅受験なので移動時間もかからず、休日1日で片づきます。

ちなみに学習記録アプリの集計では、FAR1に28時間5分、FAR2に26時間47分かかっていました。初期は1科目に25〜30時間ほどかけていたことになります。上のやり方に切り替えてからは、ここまで時間はかかりませんでした。

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ただし全部が簡単なわけではない:REG1-Aでつまずいた話

「単位認定試験は簡単」と書いてきましたが、例外もありました。REG1-A(ビジネスロー)です。

この範囲は法律用語を英語で覚える必要があります。たとえば「停止条件」は Condition precedent といった具合で、日本語の法律知識があっても英語の対応が分からないと解けません。私は用語の暗記と整理がつかず、単位認定試験レベルでも苦戦しました。

理系出身で法律にも縁がなかった身としては、会計科目より明確に手強かったです。ここだけは「A問2周で1日2科目」のペースが通用しませんでした。ビジネスロー系の単位は、時間に余裕をみておくことをおすすめします。

単位が揃った後の落とし穴:トランスクリプトの送付

単位を取り終えれば終わりではありません。取得した単位は成績証明書(トランスクリプト)として学歴評価機関や出願州に送付する必要があります。ここで想定外に時間を取られました。

アビタスの場合、トランスクリプトの送付は月末締め・翌月送付という運用でした。つまり月初に依頼しても、実際に発送されるのは翌月です。

うっかり月をまたぐと、最大2ヶ月近く待つことになります。単位を取り終えた達成感で気が緩みがちですが、ここで止まると出願も受験も丸ごと後ろ倒しになります。送付手数料(私のときは1,080円)の決済忘れにも注意してください。

私は2019年5月にアラスカ出願要件の会計15単位が揃った時点で、すぐに送付依頼をかけました。「単位が揃ったらその日のうちに送付依頼」くらいの意識でちょうどいいです。

単位取得でつまずかないためのコツ

  • 学歴評価(NIES)と単位取得を並行して進める:NIESの評価だけで1〜2ヶ月以上、出願から初回受験までにもさらに時間がかかります。学習開始から初回受験まで5〜6ヶ月が目安なので、「勉強は終わったのに受験できない」を避けるため早めに動きます。
  • 単位認定試験は完璧を目指さない:合格ラインは正答率50%。問題演習が一通り解けたら受験して、次の科目へ進むほうが効率的です。
  • 州要件は必ず最新を確認する:筆者が始めた2019年当時はグアム州の見込み受験やアラスカ州出願(会計15単位)などが選択肢でしたが、要件は変わります。出願前にNASBA公式で最新情報を確認してください。

出願州はどう決めたか(アラスカ出願→ワシントン州ライセンス)

受験資格は出願する州によって要件が変わります。必要な会計単位数もビジネス単位数も州ごとに違うため、「単位が足りるか」は州を決めないと判断できません。

私はアラスカ州で出願し、ワシントン州でライセンスを取得する形にしました。決め手は2つです。

  • 学位・総単位数の条件が自分の状況に合っていた:出願要件を自分の学歴と突き合わせたときに、無理なく満たせる組み合わせでした
  • 予備校のカウンセリングで勧められた:自分の成績表を見てもらった上での提案だったので、判断が早く済みました

州要件は自力で英語の原文を追うと相当な手間です。成績表を見せて「どの州なら何単位足りないか」を出してもらうのが、結局いちばん速いというのが実感です。受験州の選び方はUSCPA受験州の選び方で詳しく整理しています。

ただし州の要件は変わります。私が出願した2019年当時と現在では条件が異なる可能性が高いので、必ずNASBA公式または予備校で最新の要件を確認してください。この記事の州名はあくまで当時の実例です。

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単位取得の費用は決して安くありません。この投資を回収できるのかが気になる方は、USCPAの年収相場を先に確認しておくと判断しやすくなります。

まとめ

USCPAの「単位が足りない」は、理系・会計未経験でも珍しいことではなく、予備校の単位取得コースで十分に解決できます。大切なのは、①出願州を決め、②NIESと単位取得を並行し、③早めに動くこと。まずは自分の単位が足りるかを無料の説明会・カウンセリングで確認するところから始めてみてください。アビタスでの単位取得の具体的な流れはアビタス単位取得コース体験記もあわせてどうぞ。

よくある質問(FAQ)

USCPA受験に単位はどれくらい必要ですか?

州によって異なりますが、基本は学士号+総150単位相当で、会計・ビジネスの上位科目の単位が別途求められます。2025年の制度改正で120単位で受験できる州も出てきました。出願州の要件はNASBA公式と州選びの記事で確認してください。

会計・ビジネス単位が足りない場合はどうすればいいですか?

予備校の単位取得コースを使うのが社会人には現実的です。アビタスはカリフォルニア州立大学イーストベイ校と提携し、学習と単位認定試験だけで会計29単位・ビジネス24単位を取得できます(費用はパック込み)。

単位取得にいくらかかりますか?

筆者の体感では、アビタスは単位取得費がパックに含まれるものの、もともと単位がある人と比べると約20万円ほど余分にかかりました。他校では1科目あたり約3万円が目安で、必要科目数で総額が変わります。詳しくは費用の総額記事へ。

理系・会計未経験でも単位は取れますか?

取れます。筆者は工学部出身で会計単位はほぼゼロでしたが、単位認定試験(4択30問・15問正解で合格、簿記3級レベル)に対応できました。日本語サポート資料があるため、英語に不安があっても進められます。

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