こんにちは、ちゃわです。
「USCPAって科目ごとにどれくらい勉強時間がかかるの?」というのは、受験を検討している方が一番気になるところだと思います。
この記事では、私がFAR・AUD・REG(+旧制度のBEC)に合格するまでに実際にかかった勉強時間を、学習管理アプリ「スタディプラス」で計測した実測データとして科目別にまとめました。一般的な目安との違い、合格までの期間や1日あたりの勉強時間、受験する順番、そして2024年からの新制度での考え方まで、これ1本で全体像がつかめるようにしています。
※重要:BECは2024年の試験制度改定で廃止されました。これから受験する方が対策するのはコア3科目(FAR・AUD・REG)+選択1科目(BAR・ISC・TCPから1つ)です。この記事でもコア3科目を中心に据え、BECは「参考記録」として扱っています。
【現行制度】USCPA科目別の勉強時間|合格者ちゃわの実測データ
まず結論として、私が各科目の試験対策にかけた実際の勉強時間は次のとおりです(いずれもスタディプラスでの計測値)。現在も出題されるコア3科目を上に、廃止されたBECは参考として下に分けています。
| 科目 | 実際の勉強時間 | 位置づけ | 詳細記事 |
|---|---|---|---|
| FAR(財務会計) | 424時間 | 現行コア科目 | FARの勉強時間と難易度 |
| AUD(監査) | 324時間 | 現行コア科目 | AUDの勉強時間と難易度 |
| REG(税法・商法) | 350時間 | 現行コア科目 | REGの勉強時間と難易度 |
| コア3科目合計 | 1,098時間 | 現行制度で必須 | ― |
| 選択科目(BAR/ISC/TCP) | ― | 現行で1科目必要 | 選択科目の選び方 |
| (参考)BEC | 248時間 | 2024年に廃止 | BEC合格体験記(旧制度) |
私はコア3科目に合計1,098時間かけました。現行制度ではこれに加えて選択科目(BAR・ISC・TCPのいずれか1つ)の対策が必要ですが、私は旧制度での受験だったため選択科目の実勉強時間はお伝えできません。参考までに、旧制度でBECを含む4科目に合格した際の合計は1,346時間でした。
私の場合、FARが最も時間がかかりました。理系出身で会計単位ゼロからのスタートだったため、範囲が広く簿記的な理解が必要なFARに時間を要したのだと思います。
一般的な目安との比較
USCPAは一般的に「1科目あたり200〜400時間前後、全科目で1,000〜1,500時間程度」が目安としてよく語られます。私の実測(コア3科目で1,098時間、旧制度4科目で1,346時間)は、この一般的な目安のほぼ中央に収まる結果でした。
ただし勉強時間は、会計の予備知識・英語力・1日に確保できる学習時間によって大きく変わります。会計単位ゼロの理系出身でもこの時間で合格できたことは、一つの現実的な目安になると思います。働きながらの時間の捻出方法は働きながらUSCPAに合格する勉強時間の作り方にまとめています。
※上記の一般的な目安は各予備校・情報サイトで示される数値をもとにした概算です。正確な推奨時間は各予備校の公式情報をご確認ください(2026年7月時点)。
各科目の勉強時間の特徴
FAR(424時間):出題範囲が最も広く、財務会計の全分野をカバーします。簿記の素地がないと理解に時間がかかるため、最初に取り組む場合は特に時間を多めに見積もっておくと安心です。詳細はFARの勉強時間と難易度へ。
AUD(324時間):監査の考え方が中心で、暗記だけでなく「なぜそうするのか」の理解が問われます。FARの知識が土台になるため、FARの後に受けると効率的でした。詳細はAUDの勉強時間と難易度へ。
REG(350時間):米国税法と商法が中心で、日本人になじみの薄い分野が多く、暗記量も多めです。詳細はREGの勉強時間と難易度へ。
選択科目(BAR/ISC/TCP):現行制度ではこの中から1科目を選んで受験します。自分のキャリアや得意分野に合わせて選ぶのがポイントです。選び方はBAR・ISC・TCPの選び方で整理しています。
(参考)BEC(248時間・2024年廃止):旧制度では4科目の中で最も負担が軽い科目でした。現在は廃止されており、その役割の一部は選択科目へ引き継がれています。旧制度の記録としてBEC合格体験記に残しています。
科目ごとの難易度や合格率の比較はUSCPA試験の難易度・科目別合格率で詳しく解説しています。
合格までの期間と1日あたりの勉強時間の目安
私は2019年3月に学習を開始し、働きながら約1年半〜2年かけて全科目に合格しました。まとまった勉強時間が取れない平日はスキマ時間を積み上げ、休日にまとめて学習するスタイルでした。
コア3科目の1,098時間を「1日あたりの勉強時間」で割ると、おおよそ次のような期間感になります(あくまで単純計算の目安です)。
| 1日の勉強時間 | コア3科目(1,098時間)の目安期間 |
|---|---|
| 1時間 | 約3年 |
| 2時間 | 約1年半 |
| 3時間 | 約1年 |
実際には選択科目や単位取得の時間、模試や復習も加わるため、社会人が働きながら目指す場合は1年半〜2年半を現実的なゴールとして計画を立てるのがおすすめです。
私が受験した順番とおすすめの受験順序
私が実際に合格した順番は FAR → BEC → AUD → REG でした(BECは旧制度)。FARで会計の土台を作ってから他科目に進んだことで、AUD・REGの理解がスムーズになったと感じています。
これから現行制度で受験する方には、次の順番をおすすめします。
FAR → AUD → REG → 選択科目(BAR/ISC/TCP)
理由は、FARが他科目の土台になること、AUDはFARの知識を前提とすること、そして選択科目は自分の得意・キャリアが固まってから最後に選ぶと決めやすいためです。ただし有効期限(合格後の受験期限)もあるので、得意科目から始めて勢いをつける戦略もありです。全体の進め方はUSCPA全合格までのまとめも参考にしてください。
【一次データ】FAR単位取得(英文会計入門〜FAR5)にかかった時間
試験対策とは別に、受験資格を得るための「単位取得」にも勉強時間がかかります。参考までに、私がアビタスでFARの単位を取得した際のスタディプラス実測値を載せておきます。
| 単位 | 勉強時間 |
|---|---|
| 英文会計入門 | 17時間30分 |
| FAR1 | 28時間05分 |
| FAR2 | 39時間24分 |
| FAR3 | 17時間14分 |
| FAR4 | 46時間58分 |
| FAR5 | 31時間22分 |
単位取得レベルだけで約200時間かかっており、これは試験対策の勉強時間とは別枠です。各単位の詳しい体験はFAR1〜FAR5の体験記にまとめています。
新制度(2024年〜)で勉強時間はどう変わる?
2024年からのCPA Evolutionにより、試験はコア3科目(FAR・AUD・REG)+選択1科目(BAR・ISC・TCPから1つ)の構成に変わり、BECは廃止されました。制度の全体像はUSCPA新試験制度(CPA Evolution)の解説をご覧ください。
コア科目のFAR・AUD・REGは現行制度でも引き続き問われるため、上記の私の実測時間(FAR424時間・AUD324時間・REG350時間)は今の受験生にも目安として参考になります。一方、選択科目のBAR/ISC/TCPは私が受験した旧制度には存在しなかったため、実体験としての勉強時間はお伝えできません。選択科目の選び方はBAR・ISC・TCPの選び方で整理しています。
よくある質問(FAQ)
Q. USCPAの勉強時間は合計でどれくらい?
私はコア3科目で1,098時間、旧制度でBECを含めた4科目では1,346時間でした。一般的には全科目で1,000〜1,500時間程度が目安とされます。
Q. 働きながらでも合格できる?
できます。私自身、働きながら約1年半〜2年で全科目に合格しました。時間の捻出法は働きながらの勉強時間の作り方で解説しています。
Q. 一番大変な科目は?
私は範囲の広いFARに最も時間がかかりました(424時間)。会計初学者ほどFARに時間を見ておくと安心です。
Q. どの順番で受験すべき?
現行制度ならFAR→AUD→REG→選択科目の順がおすすめです。FARが他科目の土台になります。
Q. 独学でも合格できる?
単位要件や学習効率を考えると予備校の利用が一般的です。独学の可能性はUSCPAは独学で合格できる?で詳しく検討しています。
PR
USCPAの予備校・学校選びの参考に|資格の学校TAC(無料で資料請求)
USCPAコースの費用やカリキュラムを比較したい方は、まず無料の資料請求で情報を集めるのがおすすめです。この記事の勉強時間の目安とあわせて、学習計画づくりに役立ててください。
まとめ
私の実測データをまとめると、現行制度のコア3科目(FAR・AUD・REG)で合計約1,098時間でした。会計単位ゼロの理系出身でも、働きながら約1年半〜2年でこの時間を積み上げて合格できています。
合格までにかかった費用・期間・各科目の勉強法をまとめて振り返りたい方は、USCPA全合格までのまとめ(費用・期間・勉強法)もあわせてご覧ください。
これから受験する方は、コア科目のFAR・AUD・REGを中心に、この記事の数字を「現実的な目安」として学習計画を立ててみてください。各科目の具体的な勉強法は個別記事で詳しく解説しているので、あわせて読んでいただけると嬉しいです。