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【合格体験記】REG合格!REG試験の難易度や合格までの勉強時間・おすすめ勉強法【USCPA】

こんにちは、ちゃわです(@MezaseUscpa)。

2020年11月に受験したREG、無事76点で合格しました。

残りは1回不合格になっているBECのみとなりました。
ここまで長かったですが、まだ1科目残っています。
もう息切れしそう。

これまでの試験結果

2019年10月にFARを受験 → 82点で合格。

2020年1月にBECを受験 → 65点で不合格。

2020年6月にAUDを受験 → 80点で合格。

REG試験の感想

時間ギリギリ。
FARと同じくらい焦りながら問題を解いていた。

REG1は得点源になる。範囲を絞れば効率的に対策可能。範囲が広いが出題されるところは限られてる。このあたりは後ほど説明します。

個人のAGIを計算する問題はAICPAリリース問題やアビタス直前対策で演習しておくこと。(アビタスのTBS問題集にはあんまり入っていない)

Basisをきちんと理解しておけばもう少し余裕あったかな

REG合格までの勉強時間と期間は?

REG合格までの学習時間は、約350時間でした。

参考までに、FAR合格までは424時間、AUD合格までは324時間でした。

期間としては、5ヵ月ほどかかっています。
REGの学習を本格的に開始したのは2020年6月下旬で、受験したのが11月22日でした。

REGという科目のボリュームはFARと同じくらいで、講義消化も問題演習もなかなか終わらないです。教科書4冊ありますからね…
BECやAUDは2冊ですから、勉強を始めた頃はボリューム2倍じゃねえかと思っていました。

実際、REG1はMCのみの出題だし、範囲を絞った学習ができますので、
FARほどのボリュームではないです。

模擬試験の結果はどうだった?

試験の4週間前に受けた模擬試験の結果は下記の通りで

REG模試(12.01) 55点。
合格者平均58.7点。

正直、かなり微妙な結果でした。

(↓不具合でTwitterが読み込めてません)

https://twitter.com/MezaseUscpa/status/1322395923499028482

REG試験の難易度について

試験の概要はTwitterに記載したので、それを少し掘り下げていきます。

MCの難易度 普

MCについては、アビタス問題集と教科書レベルの問題が出題され、REG2(Tax)は、まんべんなく出題されていた印象です。

REG1の内容は偏りある印象で、アビタスでいうと、

3章Sales、4章Agency 、8章Bankruptcy 、10章とREG2の15章

を中心に演習すれば対応でき、むしろ得点源にできます。

また、AICPAリリース問題と似た問題が多数出題された印象なので、AICPAリリース問題の演習をして、よく出てくる分野は教科書を見て周辺知識を押さえておくのが良いです。(審判所のあたりとか)

TBSの難易度 やや難

全体的にボリュームも多く、やや難しい印象でした。
きちんとBasisを理解してい難易度は普通だったかもしれません。

・AGIを計算 pertnershipやってる個人 →難(採点されない問題だったか)

・AGIを計算(MFJ) LLCやってる個人と個人事業主 →普

AGI計算はAICPAリリース問題と似たような問題でした。アビタス直前対策にある問題やAICPAリリース問題を何度もやっておけば大丈夫です。(逆にアビタスのTBS問題集だけだとこの辺りの対策は薄くなってしまうと思います。)

・book income→tax income →易

・book income→tax income  →普

・Depriciation計算 →易

この辺りはほぼFARの知識で解くことができます。
必ず得点源にするのが得策です。

・cashbasisでのgain認識 資産売却して、分割でお金をもらう →易

問題をよく読んで解けば大丈夫です。
TBS問題集で対策可能です

・リサーチ問題 MFJで配偶者がunderstatementのときの対応 →普(不明)

5分考えてわからなかったので適当に解答して飛ばしました。
(他の受験生でこの問題が出たというのをTwitterで見つけていたので、あーこれ調べとけばよかったなと思いました。)

・C Co. 解散時のGain Loss 会社側と株主側 cashとproperty → 難

Twitterだと書ききれなかったのですが、もう少し詳しく書くと、
『C Co.が精算するときの会社側と株主側のGain Loss』です。

この問題はきちんとBasisを理解できていれば普通の問題ですが、私は問題を解いている途中で混乱してしまい、半分も解けていないです。

REG試験の時間配分について

試験を受ける前に下記のように時間配分を決めました。

試験会場の席に着いたら、配布された計算用紙にこの時間配分をメモし、本番もほぼこの時間配分で試験を進めていきました。
(→の後の時間は実際にかかった時間です。)

  • Testlet 1 MC問題36×1.5分≒55分 →60分
  • Testlet 2 MC問題36×1.5分≒55分 →55分
  • Testlet 3 TBS問題2×15分=30分 →35分
  • 休憩15分(試験時間ストップ)
  • Testlet 4 TBS問題3×15分≒50分 →40分
  • Testlet 5 TBS問題3×15≒50分 →50分

FARと同じくらい時間ギリギリでした。
リサーチ問題はTestlet5で出題されましたが、5分悩んでわからなかったので、切り捨てました。

REGのおすすめ勉強方法

76点という点数でギリギリ合格ですが、REGの学習方法を紹介していきます。

REG試験は『問題演習重視でOK、Basisはしっかり理解すること』でクリアできます。

REG1について

REG1の出題はMCのみです。

教科書2冊ありますが、出題は試験全体の20%です。REG1勉強せずに合格する方もいらっしゃいますが、絶対勉強した方がいいです。

範囲を絞れば得点源になります。

先ほども書きましたが具体的には、
REG1や倫理の範囲もAICPAのリリース問題によく出題されているところ、

アビタスでいうと、3章Sales 4章Agency 8章Bankruptcy 10章とREG2の15章を中心に演習すれば、あまり労力をかけずに得点源にすることができます。

(このあたりはアビタスのカウンセリングで教えてもらったのですが、本当にその通りだったと思います。感謝です。)

私は暗記が苦手なので、REG1対策に悩んでいましたが、ひと通り学習した後は、上記の範囲を中心に演習を行いました。

結果、MCで本番でもわからない問題は数問でしたし、落とした問題はほとんどなかったと思います。

もし対策してなければ、絶対に落ちてました。

また、Penaltyの罰金がいくらとか、Tax分野の細かい数値を問う問題は出題されませんでした。

ちなみに、REG1のTBS問題は1周したのみでした。
もし今回で落ちていたとしてもREG1のTBS演習はしない予定でした。
先に書いた勉強方法でかなり手応えがあったからです。

REG2について

REG2は試験全体の80%の出題となります。

Basisはいろんなパターンを理解して完璧に解けるようにしておくこと(私はできてなかったですが、、)

AUDでは問題を解いたら教科書に戻って理解を深めていくのが良いと紹介しましたが、REG2は計算問題がほとんどなので、ガンガン問題を解いていくというスタイルが良いと思います。

ただ、問題解きまくっても、Basisは何度もよくわからなくなりました。教科書に戻っても分かったような分からないようなでした。

(↓不具合でTwitterが読み込めてません)

https://twitter.com/MezaseUscpa/status/1327939137479925760?ref_src=twsrc%5Etfw”>November 15, 2020

Basisは、自分でいろんなパターンをまとめて、本番でも迷わず解答できるようにすれば、強い武器になります。(アビタス教材ではBasisのまとめというか、整理がしにくいとは感じました。)

先に書いたように、REG1を上手く緩急つければボリュームも少なくなり、その分をREG2に時間をかければ私より効率的にクリアできると思います。

きちんと準備すれば合格できる!

私の場合、問題演習は全体的に4周から5周していましたが、Basisの理解がおろそかになっていました。
結局、ギリギリ合格でしたが、落ちていてもおかしくない完成度で試験に臨んでいたと思います。

それでも合格できたので、これから受験する方は、

『きちんと準備して、本番は何があっても諦めない』

そうすれば必ず合格できます!

なんだかベタな締め方になってしまいましたが、次は全科目合格の報告ができるよう頑張ります。

USCPAを目指して一緒に頑張りましょう!

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