こんにちは、ちゃわです(@MezaseUscpa)。
USCPA全科目合格してから早いもので一年が経過してしまいました。
(ブログも1年間放置してしまいました。申し訳ありません!)
USCPA学習中って、この勉強終わったら○○の勉強してやるんだ〜!なんていろいろ欲望が湧いてきませんか?
私の場合、USCPA学習中に英語をもっと勉強したい欲が湧いてきたので、英語学習をやり直してみることにしました。
というわけで、今回はこの1年間で英語を勉強してみた結果を記事にまとめてました。
USCPA学習中の方で英語を勉強し続けたいと考えている方や、合格後の目標を考えてる方の参考になれば幸いです。
結論から申し上げると、1年間での成果は下のリストの通りです。
- 英検準1級合格(4か月目)
- TOEIC885点(6か月目)
- 英検1級不合格・TOEIC865点(10カ月目)
- 社内試験合格(英語関係ないですが)
正直、なんだか地味な結果ですね笑
このブログを見てる皆さんだったら、
「TOEIC900 点、英検1級合格までいける!」と思います。
当初の計画
当初の計画はこんな感じ。
- 英検準1級合格
- TOEIC900点取得
- 英検1級合格
- 社内試験合格
- 海外大学院留学を視野にTOEFL対策!?
英検準1級は試験日が2ヶ月後でちょうどよかったのと、ライティングとスピーキング力を底上げできそうと目論んだため受験を決意。
TOEICはやはり900点超えたい思いがあったのと、それくらいの点数があれば英検1級にチャレンジできるのではないかと考えて目標に。
社内試験は部署異動できるチャンスだったので、合格はマスト。
しかし合格倍率は10倍になることも。絶対に負けられない。一番気合いが入っていたと思います。
英検1級受かったら、TOEFLも受けて壮大に海外大学院留学を視野に入れておりました。
この流れは後ほど紹介するATSUさんの動画を見て計画しました。
スタート時の英語力
スタート時の英語力はこんな感じ。
- TOEIC830点(2年前)
- ライティング、スピーキング能力皆無
- 文法知識かなり抜けあり
- USCPAの学習でリーディング力は維持されている(と思う)
勉強時間について
USCPA受験時と同様、平均して平日2〜3時間、土日5時間ほどを目標に勉強していました。
(USCPA合格後ちょこちょこ遊びに行ったので、実際はもっと少ないと思います。)
1か月目〜2か月目
ATSU さんの勉強法を基に、英語力の基礎作りを意識して以下の学習をしました。
- ATSUさんとニックさんの発音マスターコースを受講
- キク英文法5周ほど
- DU03.0を3周ほど
キク英文法もDUO3.0も2年前に購入して中途半端に使用していたのを押し入れから出してきて再度やり直しました。
(おそらく2年前もATSUさんの動画を見て買ったんだと思う。)
ATSU さんの勉強法を基に勉強を進めていきました。
詳しくはこの動画をご覧ください。
USCPAの学習のおかげで毎日英文を読んでいたため、リーディング力はついているはずという想定で読解対策や多読は一切しておりません。
一方で英文法の知識はあやふやだったため、キク英文法をひたすら解いていました。
キク英文法の使用方法としては、英文法の解説を読んで問題を解き、たまに声に出して演習していました。
完成度は9割ほどで、問題はほぼ解けるが細かいところは抜けがあるといったところ。
この演習がTOEICの文法問題の攻略と英検のライティングに効いてきます。
英文法学習は超おすすめ。
DU03.0は3周ほどやり、完成度は7割くらいで中断。
英検準一級の受験が近づいたため英検準一級の単語集に移りました。
3か月目
英検準一級対策として以下の参考書を使用して学習しました。
- 英検準1級過去問題集
- 出る順パス単(英検準一級)
- 英検準1級英作文対策
過去問を解いたところ、リーディング8割、リスニング7割ほど取れたので、リーディングとリスニングは過去問以外での対策はしないことに決定。
(他の回の過去問を解いたところリスニングは5割ほどまで下がり、そのまま試験に突入)
逆に英作文の経験がほぼなかったため、英作文問題集を購入し対策しました。
この問題集がなかなかいい感じ。
難しい表現が少なく、英文を何度かとりあえず書き写すだけでスッと頭に入ってくるほど。
自分が得意なジャンルの英作文をいくつか選んで3 回ほど書き写し、本番を意識して何も見ずに25分ほどで英作文できるようになったら本番も大丈夫です。
だいたい経済が活性化するとか、テクノロジーの発展で自由な時間が増えるとかの文章が書ければ合格できます。
採点が甘めなので、むしろ得点源になります。
英単語については、パス単は当時販売されていた4訂版を試験1カ月前に購入し、A,Bランクのみ回していました。
C ランクと熟語は内容はかなり難易度が高くどうせ覚えられないため一切手を付けませんでした。
現在販売されている5訂版はいくらか易しくなっているようですので、DUO3.0持ってたらそれだけでいいかもしれません。(わざわざ4訂版を買う必要はないと思います。)
試験の手ごたえ
リーディングは手ごたえあり(語彙以外)でしたが、やはりリスニングが全然聞こえず焦りました。
英検のスピーカーはかなり聞き取りにくいです。
私が受験した時は席が決まっていましたが、席が自由な受験会場もあるようですので、早めに試験会場に行ってスピーカーの近くの席を取ることをおすすめします。
ライティングは練習した通り書くことができました。
結果は一次試験合格
各パートの得点内訳はこんな感じでした。
英検準1級の語彙問題は確かに難易度高めですが、長文で点数取れれば語彙問題対策をたくさんする必要はありません。
USCPAの問題が解ければ長文も心配ないと思います。
リスニングは手応え通りの結果で、全体的にボロボロで5割しか得点できず。
ライティングはなかなかいい点数をいただけました。
いい文章やアイデアが浮かんだわけでもないので、英検のライティングの採点は結構甘めです。
4か月目
英検準1級面接対策
一次試験合格をうけて、こちらの面接対策本を3周しました。
1〜2周目はまず自分だけで回答し、その後対策本の内容を声に出して読み上げていました。
3周目は対策本の内容と自分の考えをミックスして発声。
対策本のWEB練習の中で自分の声を録音できたので、発声しては自分の声を聞いて訂正を繰り返していくうちにだんだん言葉がでてくるようになりました。
全部独り言で完結です。
2時間もやればかなり疲れるので、疲れたらキク英文法やったり、TOEIC金のフレーズをやったりしていました。
試験の手ごたえ
全4間あるうち3問はいい感じに回答できましたが、最後の1間だけ3回聞き返しても意味が分からず適当に回答。
「サブプライムについてどう思うか」という内容で、今までの会話の流れと全く違う(老後の生活や仕事の内容)のと、サブプライム「ローン」と言わないのはなぜか、とか考えたけどそれ以外考えられないのでサブプライムローンについて意見を言いました。
(意見と言っても『ちょとナニイッテルカワカリマセンケド、悪いコトダトオモイマス!』的なことを英語で言った。まじで)
あとから過去問みたら「Cybercrime」 のことで衝撃。
というか面接官の発音が間違ってると思う(愚痴)
結果は無事合格!
5か月目〜6か月目
TOEIC対策を以下の教材で行っていきました。
- TOEIC公式問題集(最新版)
- 金のフレーズ
- キク英文法
公式問題集を久しぶりに解いたところ、正答率は88%くらい。
金のフレーズの完成度はほぼ 100%
公式問題集、キク英文法、金のフレーズを飽きたらチェンジしながらひたすら回していました。
TOEICの結果は885点でした。
ちなみに右はUSCPA受験前に受けたTOEICの点数です。
やはりリーディング力はかなり上がっています。USCPA受験の嬉しい効果ですね。
一方でリスニング力はダウン。
あと少しで900点だったのにいいいいいいいい
7か月目〜8か月目
TOEIC900点を取得するため引き続きTOEIC対策を行っておりました。
また、希望部署に移動するための社内試験が迫っていたため一発合格を目指して勉強しておりました。
前回のTOEICの結果を踏まえてリスニングカを上げれば900点いけるはず!ということで主にリスニング対策で公式問題集を使ったシャドーイングを行っていました。が!
受験予定だったTOEICは諸事情により受験できず。
当初の予定ではTOEIC900 点超えたら英検1級の勉強に進もうと思っていたのですが、TOEICの対策に飽きていたので英検1級に挑戦することにしました。
まずは語彙カアップ!ということでとりあえずパス単を購入。
加えて、社内試験が間近であったためほぼ社内試験の勉強をしていました。
社内試験の勉強に飽きたらパス単をやっていました。
(社内試験は無事合格しました。)
9〜10ヶ月目
社内試験の一か月後が英検1級の一次試験。
パス単は全然覚えられず、この時点で完成度は3割ほどだったと思います。
残り1か月でも結局全然覚えられず。
過去問を解いたところリーディング5割リスニング5割ほど。
絶望的だけどやるしかない。
やはり英作文に自信がなかったため英作文対策本を購入。
英検準一級と異なり、アイデアを全て考えなければいけない、文字数も 200〜240字と指定され、ある程度対策しないと全く書けないと感じたので…
ジャパンタイムズ社から出版されているこちらの英作文対策本を購入しました。
選んだ理由として、他の英作文対策本に比べて英文が平易であり、自分の英語力で英作文するのに現実的なレベルだったのが決め手です。
(英検準一級受験時に使用していた参考書の英検1級版は、英文が難しく感じたのでパスしました。)
結局何をやっても手ごたえを感じず、そのまま試験突入。
試験の手応え
リーディングは長文1問が全く意味が分からず
リスニングは過去間同様、何言ってるかわからないのが半分くらい
ライティングは、何とか書き上げたといった具合でした。
結果は不合格
大体7割取れれば合格なので、正答率的には合格まであと少しとも言えますが、勘がさえていてかなり正答率が上がっています。
やはりリスニングがボロボロですね…
TOEIC 受験
英検の2週間後に TOEIC を受験しました。
英検の高地トレーニングでTOEICの点数も上がる!と思ったけど、865点で結局下がりました。
やる気なくしたためしばらくTOEICとは距離を置くことを決定。
11〜12カ月目
引き続き英検1級のパス単、過去問集を演習。
英作文対策についてはドラゴンイングリッシュを追加。3周ほど写経した結果、時制の使い方とかライティングの基本が身についたと思います。
英検1級パス単の単語は7割くらいまで覚えられている感覚です。
前回の受験時に解き切れていない過去問を初見で解いてみたところ、語彙パート以外全く成長が見られず、辛い。
特にリスニングが全く聞こえません。
単語が聞き取れないし、聞き取れても瞬時に意味が浮かんでこない状態。
現在リスニング教材を追加し、シャドーイングをしています。
英語力もだいぶ伸び悩んでおり、正直苦しいことの方が多いですがこれからも勉強を続けて行きます!
(この記事を書いている時期に2回目の英検1級を受けてきました。結果は後ほどTwitterやYoutubeで公開する予定です。)
終わりに
勉強習慣をそのまま利用しないのは非常にもったいないです。
会計力をアップさせる、英語力をアップさせる、転職活動に力を入れる、自分のやりたいことをとことん突き詰めてみるにしてもUSCPAでの学習の力が発揮されるはずです。
みなさんのUSCPA合格すること、また、合格後の道も応援しております。
ではまた。